元女子アナウンサーで、現在はYouTuberとして活躍されている青木歌音さんが、過去に受けた性被害について告発し、大きな波紋を呼んでいます。特に、2024年1月に自身のYouTubeチャンネルで公開された動画で「大物芸人」からの性被害を赤裸々に語ったことは、世間に大きな衝撃を与えました。
さらに、2025年1月14日には、X（旧Twitter）上でフジテレビの番組制作に関わる「お偉いさん」による性加害についても告発を行い、その波紋はさらに広がっています。これらの告発は、折しも中居正広さんの女性トラブル騒動に端を発したフジテレビの問題が世間の注目を集める中で、改めて大きな関心を集めることとなりました。
さらに、以前に性加害を行った芸人についてもまだ忘れておらず、中居正広問題に関してX（旧Twitter）で綺麗事を言っている発言をスクリーンショットし、Xに投稿しました。
この記事では、青木歌音さんに性加害を与えた芸人が誰なのかについて、ネット上の噂を徹底的に検証していきます。
1. 青木歌音さんの告発内容と詳細な時系列
青木歌音さんは、2025年1月20日に自身のYouTubeチャンネルで「私が女子アナ時代、フジテレビの偉い人から色々されたので告発します」と題した動画を公開し、その中で、かつて「スカパー」の番組内「女子アナウンス部」に所属していた時期に受けた被害について詳細に語りました。彼女によると、出演していた番組はフジテレビのバラエティー番組を制作する会社が深く関与しており、「スタッフさんは頻繁にフジの中を出入りしている。そのトップを張っていた方がいて、私はセクハラとかいろいろされた」と、具体的な状況を交えながら告発を行いました。
さらに、青木歌音さんは2025年1月24日のX投稿で、「とある芸人さんがこのフジテレビ騒動の件でXで綺麗事を言ってるけど、あなたはそれを言える立場なのかな、、？って思ってそっとスクショしてしまった。あなたの事も私は忘れてませんよ」と、特定の芸人に対する強いメッセージを発信しました。この投稿は、前述の「大物芸人」からの性被害告発と関連している可能性が示唆され、さらなる注目を集めています。
青木歌音さんは、以前から芸能界における性被害の存在について、自身の経験を基に積極的に発信を続けていました。特に、2024年1月に公開した動画では、芸能人の誘いで開催された飲み会で出会った「大物芸人」から受けた性被害について、非常に詳細に語っています。その中で彼女は、飲み会の後、「大物芸人」と個室の焼肉店で食事をした際に、「これでバイバイはないでしょ。もう下にタクシー呼んであるから」と強引に誘われ、結果的に性被害を受けたと告白しました。
青木歌音さんは、その時の状況について、「腕つかまれて逃げれなくなっちゃって、あっこれ無理みたいな、私より一回り大きいし、ヤバいこれヒントになっちゃうな」と、恐怖と困惑の様子を生々しく語っています。また、その「大物芸人」に対して尊敬の念を抱いていたことや、当時の自身がパニック状態に陥り正常な判断ができなかったこと、さらに、断ることで将来の芸能活動に悪影響が及ぶ可能性を危惧したこと、そして、ホテルの室内で相手が威圧的な態度を見せたことなどから、「業界での自分の立ち位置を守るために、最終的に受け入れてしまったという感じ」と、当時の複雑な心境を吐露しました。
青木歌音さんは、この時点では実名での告発には踏み切らない意向を示していましたが、芸能界における性加害問題への関心が高まるにつれて、彼女の発言は再び注目を集めることとなりました。SNS上では、「誰？」「急に言い出した話ではない、大分前から言われていた」といった様々な憶測や疑問の声が飛び交い、青木歌音さんの元には、後になって性被害を告発することへの批判も寄せられました。しかし、青木歌音さんは自身のXで、7年前から性被害について言及してきたことを明らかにし、「当時は全然話題になりませんでした。話題になりやすい今言うのは当然では？」と、力強く反論しています。
2. 青木歌音さんが告発した「大物芸人」に関する詳細な特徴
青木歌音さんは、自身が性被害を受けたとされる「大物芸人」について、以下の具体的な特徴を挙げています。これらの情報は、ネット上で「大物芸人」の特定を試みる際に、重要な手がかりとなっています。
- 年齢と芸歴: 青木歌音さんが子供の頃からテレビに出演していたという証言から、その芸人はかなりの芸歴を持つベテランであると推測されます。青木歌音さんは現在32歳であることから、少なくとも17年以上前、つまり2008年以前からテレビで活躍していた人物であると考えられます。
- 体格: 青木歌音さんは身長が169.7cmと長身ですが、その彼女よりも「一回り大きい」と表現していることから、この芸人はかなりの大柄であると推測されます。具体的には、180cm以上の身長である可能性が高いと考えられます。
- 方言: 「ご飯食べへん？」という特徴的な関西弁を使用していたことが証言されています。このことから、この芸人は関西出身、もしくは関西を拠点に活動している人物であると推測されます。
- SNS利用: インスタグラムでDM（ダイレクトメッセージ）を送ってきたという証言があります。このことから、この芸人はインスタグラムを積極的に利用している、もしくは少なくともアカウントを所有していると考えられます。
- 中居正広さんへの言及: X上で中居正広さんの女性トラブル問題について「綺麗事を言っている」と青木歌音さんが指摘しています。このことから、この芸人は中居正広さんの件について、何らかの意見を発信している可能性が高いと推測されます。
- 現在の活動状況: 「今もバンバンテレビに出てる」と青木歌音さんが証言していることから、この芸人は現在もテレビで頻繁に見かける、現役で活躍している人物であると考えられます。
3. ネット上で名前が挙がっている芸人とその詳細
青木歌音さんの告発を受けて、ネット上では様々な憶測が飛び交い、複数の芸人の名前が取り沙汰されています。ここでは、特に名前が挙がっている3名の芸人について、青木歌音さんが挙げた特徴との合致・不一致点を詳細に検証します。
3-1. 今田耕司さん
- 合致点: 関西弁を話し、身長が174cmと長身です。SNSのアカウントも持っており、年齢も青木歌音さんが子供の頃からテレビで活躍しているという条件に合致します。現在もテレビで活躍しています。
- 不一致点: しかし、今田耕司さんは「酒を飲むとSNSは見ない」と公言していることが知られています。これは、青木歌音さんが「インスタグラムでDMを送ってきた」という証言と矛盾する可能性があります。またXは仕事関係の運用のみで中居正広問題についてのポストは見受けられません。さらに今田耕司さんは174㎝ですが痩せ型であり青木歌音さんが抵抗できないほどの体格ではない印象が強いです。
3-2. 東野幸治さん
- 合致点: 関西弁を話し、身長が178cmと大柄です。年齢も青木歌音さんが子供の頃からテレビで活躍しているという条件に合致します。現在も多くのテレビ番組に出演しており、「今もバンバンテレビに出てる」という証言とも合致します。
- 不一致点: 一方で、東野幸治さんはSNSを利用していますが、主に昼食の投稿に使われており、中居正広さんの件について言及している様子は見られません。
3-3. 小籔千豊さん
- 合致点: 関西弁を話し、身長が188cmと非常に大柄です。青木歌音さんが「女子アナ見習い」をしていた番組で共演していたとされ、年齢も青木歌音さんが子供の頃からテレビで活躍しているという条件に合致します。テレビ出演時に中居正広問題について擁護するコメントを残しています。
- 不一致点: しかし、小籔千豊さんは肉を食べないことを公言しており、青木歌音さんが「個室の焼肉店に行った」という証言と矛盾します。また、一部では「国民的」と形容するには知名度が不足しているとの意見もあり、青木歌音さんの「国民的お笑い芸人」という表現と完全には一致しません。さらに、彼のXの投稿は仕事関連の宣伝が中心で、中居正広さんの件について言及している様子は見られません。
これらの情報は、あくまでネット上の噂や憶測に基づいたものであり、真偽は不明です。これらの芸人が実際に青木歌音さんの告発した「大物芸人」であるという確証は全くありません。
4. ネットの反応の詳細な分析
青木歌音さんの告発を受けて、ネット上では様々な意見が飛び交い、大きな議論を呼んでいます。ここでは、その反応をさらに詳しく、多角的に分析します。
青木歌音さんの告発に対しては、まず「勇気ある告発を支持する」といった声が数多く見られました。特に、芸能界という特殊な環境において、権力を持つ者に対して声を上げることは容易ではないため、彼女の行動を称賛する意見が目立ちます。また、「被害者が声を上げやすい環境を作ることが大切だ」といった、芸能界全体の体質改善を求める声も多く、青木歌音さんの告発を、単なる個人的な問題ではなく、業界全体の問題として捉えるべきだという意見が強く見られました。
一方で、「なぜ今になって告発するのか」「売名行為ではないか」といった批判的な意見も存在します。特に、告発のタイミングや、青木歌音さんがYouTuberとして活動していることから、自身の知名度向上を目的としたものではないかという疑念を持つ人も少なくありません。また、「証拠もないのに告発するのは無責任だ」といった、告発の内容や方法に対する批判も見られました。
さらに、青木歌音さんが「大物芸人」の名前を明かさないことに対して、「名前を公表すべきだ」「関係のない芸人が疑われるのはおかしい」といった意見が多数見られます。特に、ネット上で無関係の芸人の名前が憶測で取り沙汰される状況に対して、強い懸念を示す声が多く、「早期に名前を公表することで、無用な混乱を避けるべきだ」といった意見が目立ちます。
また、青木歌音さんの告発をきっかけに、芸能界における性被害問題に改めて注目が集まっています。一部のネットユーザーは、「青木歌音さんの告発は、芸能界の闇を明らかにする重要な一歩だ」と評価し、この問題を単なるスキャンダルとして扱うのではなく、業界全体の構造的な問題として捉え、再発防止に向けた具体的な対策を講じるべきだと訴えています。
青木歌音さんの告発は、芸能界における性被害問題や、被害者が声を上げにくい環境について、改めて議論を活発化させるきっかけとなっています。今後、青木歌音さんが「大物芸人」の名前を公表するのか、そして芸能界全体でどのような対応がなされるのか、大きな注目が集まっています。
5. 中居正広さんを擁護したとされる芸人とその発言の詳細
青木歌音さんの「とある芸人さんがこのフジテレビ騒動の件でXで綺麗事を言ってる」という発言に関連して、中居正広さんを擁護したとされる芸人についても、ネット上で大きな話題となっています。ここでは、特に注目されているエハラマサヒロさんと楽しんごさんの発言とその影響について詳しく見ていきます。
5-1. エハラマサヒロさん
エハラマサヒロさんは2025年1月22日に自身のXで、「法を犯してもいない、何をやったかも定かでは無い状態で20年以上人を楽しませた番組がバタバタ終わると言う時代到来」と投稿しました。この発言は、名前こそ明言されていないものの、文脈から中居正広さんの女性トラブル騒動と、それに伴う番組終了について言及していると広く受け取られ、中居正広さんを擁護する立場を表明したものと捉えられています。
しかし、この発言に対しては、「示談＝法を犯していない、ではない」「事実関係が明らかになっていないのに、擁護するのはおかしい」といった批判的な意見も多く見られました。特に、中居正広さんが女性と示談に至ったという事実を軽視しているのではないかという指摘や、エハラマサヒロさんの「何をやったかも定かでは無い」という表現が、被害女性の訴えを無視しているように捉えられるとの懸念も示されました。
5-2. 楽しんごさん
楽しんごさんは2025年1月24日に自身のXで、「大先輩の中居さん 最悪な事は考えずにあなたはあなたらしく堂々と生きてて下さいませ。僕はどんな形でも逢いたいです！本当なんでもします」と投稿し、中居正広さんへのエールとも取れるメッセージを発信しました。さらに、楽しんごさんは同日に「和解とは 示談とは 守秘義務とは とても考えさせられる」と投稿し、続けて「相手の女性はそれで満足なのでしょうか？ 素晴らしいマインドですね 1人の人生ここまで潰したんだから平気で表に出られるメンタルなのでしょうね！とても尊敬します」と、中居正広さんのトラブルの当事者女性を痛烈に皮肉るような発言を投稿しました。
この一連の投稿は、中居正広さんを擁護する立場を明確に示すものとして捉えられ、ネット上で大きな物議を醸しました。楽しんごさんの発言に対しては、「中居くんへの優しい言葉に感動した」といった肯定的な意見も見られる一方で、「なぜ女性が責められているのですか？」「ズレてる」「人生を潰されたのは女性なのに何言ってんだ？」など、被害女性を非難するような発言に対する厳しい批判が多数寄せられました。
これらの芸人の発言は、中居正広さんを擁護するものと広く捉えられていますが、それぞれの発言の真意や背景については、さらなる情報が待たれます。また、これらの発言が、中居正広さんや被害女性、そして芸能界全体にどのような影響を与えるのか、今後の動向が注目されます。
6. 総括と今後の展望
青木歌音さんの告発は、芸能界における根深い性被害問題に再び光を当てる出来事となりました。彼女の勇気ある行動は、これまで沈黙を強いられてきた多くの被害者にとって、声を上げるきっかけとなる可能性を秘めています。ネット上では、「大物芸人」が誰なのかについて様々な憶測が飛び交い、特定の芸人の名前が取り沙汰されていますが、現時点では確たる証拠は存在せず、真偽は不明です。これらの憶測は、あくまでネット上の情報に基づくものであり、事実とは異なる可能性が十分にあります。
また、青木歌音さんの告発をきっかけに、芸能界における性被害問題や、被害者が声を上げにくい環境について、改めて議論が活発化しています。特に、権力を持つ者による性加害や、それを黙認してきた業界の体質に対する批判が高まっており、再発防止に向けた具体的な対策を求める声が大きくなっています。
青木歌音さんの告発が、芸能界の健全化に向けた大きな一歩となるのか、今後の動向が注目されます。しかし、憶測や誹謗中傷は避け、事実に基づいた議論を行うことが重要です。特に、名前が挙がっている芸人の方々への憶測や誹謗中傷は厳に慎むべきであり、彼らが実際に加害者であるという証拠は一切ないことを改めて強調しておく必要があります。また、性被害を受けた青木歌音さんへの二次被害も懸念されるため、慎重な対応が求められます。
今後、青木歌音さんが「大物芸人」の名前を公表するのか、そして芸能界全体でどのような対応がなされるのか、引き続き注視していく必要があります。この問題が、単なるスキャンダルとして消費されるのではなく、芸能界の構造的な問題を改善し、より公正で健全な環境を構築するための契機となることを期待します。そして何より、被害者が安心して声を上げられる社会の実現に向けて、私たち一人ひとりが意識を高め、行動していくことが求められています。
